ひめがピアノを始めて
1年8か月
本日無謀にも
『彩の国・ピアノコンクール』に出場して来ました。
しかも
「せっかくだから、大ホールがいいー(^^♪」
とマヤの忠告も聞かず大ホール日を選び・・・。
この2・3日まともに2曲を失敗なしで弾くことができず
ハラハラして見ていました。
ちょっと口でも出そうもんなら、わざと変に弾いたり雑に弾いたりで
マヤとしてもイライラした日が続いていました。
今日本番当日も先生宅で1時間弱練習させてもらいましたが
詰まって弾きなおしたり、テンポが遅くなったりで・・
早めに会場に着き、前のグループの子たちの演奏を聴くと
レベルの違いを目の当たりにし、休憩時間中
『”ごめんなさい”して帰ろう』とひめに言いたくなってきた。
ひめもレベルの違いを感じていたようで顔が引きつり
受付で自分も名前も言えない有り様でした。
先生が待ち時間に話しかけても下ばかり向いて
先生の顔も見れないひめ!
マヤも今までにない程の緊張の中
いよいよひめが舞台裏に行かなくてはいけない順番となり
一緒に廊下に出ると
「失敗したらどうしよう」
泣き始めた。。。。。
「大丈夫。ひめがピアノを弾く時間と舞台をお金払って買ってるんだから
何回でもやり直して練習しておいで!」
そんなセリフしか出ない自分が情けなかった。
マヤ自身逃げ出したかったし
夏休み入って殆どひめの為に時間を使ってくれた先生に申し訳ない気持ちで一杯だった。
途中ひめが真っ白になってピアノの前に止まってしまったら
迎えに行ってもいいものかどうか本気で考えていた。
いよいよひめの演奏の番になった。
泣きながら出てきたらどうしようかと思っていたら
自分の涙が止まらなくなっていました
。
1曲目ミスタッチこそあったけど止まらずテンポも遅くならずに済み
2曲目に入るときは
『無事弾き終えて欲しい』と願うばかり
何とか2曲弾き終えてお辞儀をして帰るひめを見て
涙と鼻水でハンカチがぐしゃぐしゃ。
ホント無事に終わって良かったです。
10歳になったばかりのひめ
緊張に
涙に
安堵にいい経験をさせてもらったね。
『何年ぶりだろう~こんなに泣いたの』と帰りの電車で自分でも驚いたマヤでした